君だけとトベない~CA達の内緒な休息~
乱荒
「遅かったじゃないですか、千里さん」
「天候が悪くって……すみません」
密室の中、俺と向き合っているのは原千里。詩織の後を埋める為に雇われた新人はそのまま俺にあてがわれた。
気弱なOL上がりの22歳。
理奈や、詩織のような芯の強さは皆無で……俺にもウザいくらいに気を使う千里を俺は弄ぶ。
ウェーブのかかった肩までの髪、そしてそこから広がる大きな胸。
いつの間にか俺は仕事を忘れ……自分の中で弾けそうな何か、を抑える為に千里へと矛先を向けた。