読モのSENAちゃん★
星矢の頼みだし……まぁいっか
「いいよ、わかったよ……その代わり部屋を片付けてよ、星矢の部屋ヤバいよ、あと」
「お菓子作ってくれる?星波(笑)」
「うっ、ズルい……先に言われた」
お菓子作っていい?って言おうとしたのにな
「やった!星波の作る菓子は美味いからな(笑)」
「何人くるかだけ教えてよね」
「わかった……母さんいい?」
「いいわよ(笑)」
「あと、星波はいつものように変装な」
「わかってますよ〜」
星波は飲み物を出しに冷蔵庫へ向かった
「仲がいい友達がすぐ出来てよかったわね」
母親が温かいコーヒーを入れてくれて星矢に渡す
「うん!あいつらといると楽しいんだ、天文部を作ってよかった、まだ同好会だけどさ」
星矢は嬉しそうに話す
星好きなお父さんが2人に星がつく名前を考えたけど……星矢はお父さんに似たのかしらね〜
母親は自分にも入れたコーヒーを飲みながら2人を見ていた
せっかくお父さんが星を見たい為に家を建てたのに転勤なんて
まぁ所詮雇われだから転勤も仕方ないか
ローンの為に頑張って働いてもらわなきゃね