読モのSENAちゃん★
「じゃあ、私は寝るねー、おやすみ」
星波は自分の部屋へ上がっていった
「おやすみ………さてお母さんも寝るわね」
「うん、おやすみ」
星矢はマグカップをシンクに置き階段を上がった
自分の部屋の前を通り過ぎもう1つ奥にベランダへ出る階段があり、ドアを開けると広いベランダに出た
ベランダにはベンチが置いてあり星矢は座って空を見上げる
「雲ってるなぁ、明日は雨かな……」
星矢は寝る前に星を眺める
この時間が1番星矢にとってリラックスできる時間だった
「今日は星がみえないなぁ……残念……」
次の日の朝、5時
「おはよー、お母さん」
「おはよ」
母親は3人分のお弁当をつめていた
星波の朝は早い
母親はもっと早い
星波は星矢と高校が違う
朝食を食べて洗面所へ……
歯磨きをした後、ウエスト近くまであるフワフワしたくせっ毛の髪の毛をしっかり固く三つ編みにし太めの黒縁メガネをかける
学校へ行く支度を終えて7時になると星矢の部屋へ
「起きてー、星矢、朝だよ」
「あー、わかった……」
「はい!」
星矢の布団をはぐった
「……やめろよ」
布団を取り戻そうと引っ張る
「駄目〜、もう私出るから」
「んー、了解」
星矢は背伸びをした
そして星波と一緒に下へ下りていく