読モのSENAちゃん★
まあ、俺と健一が
〝 動〟
で、昴と正人が
〝 静〟
上手くバランスがいいのではと俺は思っている
「俺、前回は法事で行けなかったから今回は参加したいな」
「うん、昴、了解〜」
星矢は部員数10人の天文部にメールを送る
「2時でいいか?」
3人は頷いた
「この間さ、人数を言ってなかったから妹にめっちゃ怒られてさー」
「あー、星矢怒られてたわ(笑)」
「この間は急に決めたからじゃなかったっけ?」
「あー、そうだ、考えてた日が雨予報だったから変えたんだ、正人はよく覚えてたな」
「僕は前回初めて行ったから(笑)」
「星矢は妹がいるんだな、俺も妹がいる……前々回はいなかったからひとりっ子だと勝手に思ってた(笑)」
「あー、その時は妹が仕………いや、留守だったんだよ」
「前回はお菓子を作ってくれたな?」
「そうなんだよ、だから〝 足らなくなるでしょ!〟ってキレられた(笑)」
「そうそう、自分の分を回してくれたんだよな」
「へ〜、そんな妹なら可愛いじゃん(笑)」
星矢は昴の最後に言った事は耳に入ってなくメールを打つのに集中していた
「よし、送信〜っと……ん?健一、何の本?」