読モのSENAちゃん★
健一は星矢に本のあるページを開いた
「あー、これ途中でコンビニに寄って買ってきた」
星矢は本を覗いた
「今、人気急上昇中の読モのSENAちゃん!朝から昴と見てた」
「可愛いじゃん」
「正人もそう思うよね?昴は知ってたみたいでさ」
「俺は幼馴染がSENAちゃんのファンでいつも本が発売になったら見せにくるから……星矢が女装したらこんな感じかな〜って勝手に思ってた(笑)」
「………やめろ!想像すんな」
「同じ歳なんだよなー、こんな可愛い子が学校にいたらヤバくない?」
健一は嬉しそうに他のページもめくっていく
「健一、しまえよ、先生が来るぜ」
星矢はそう言って自分の席に戻った
マジで昴の指摘は鋭いし……
焦った!
放課後
「じゃあな〜」
星矢は自転車で家に帰った
昴、健一、正人は15分ほど歩いて駅まで向かう
昴は駅に入る前に飲み物を買おうと思い自販機に向かう
「……先にホームに入ってて」
「わかった〜」
健一と正人はホームに入り、昴は……女の子が男子生徒に絡まれてるのを見つけた