2月からの手紙
「小鳥遊、自分のことイケメンって今サラリと言ったよな」
「言った」
「思ってねえよ! 周りがいうから」
「きゃーいけめーん」
「バーカ」
いつからこんなに仲が良いんだろう。
全く接点なんてないと思っていた男子が小鳥遊くんを茶化して3人で盛り上がっている。
「で、2人はいつから付き合ってるの?」
「え? うちら?」
私と小鳥遊くん、そう見えるんだ。
「つ、つきあってないよ! ねえ小鳥遊くん」
「まじで?」