2月からの手紙
ぶっちゃけ、ぜんぜんピンとこない。
私は病気でもなければもちろん高齢でもない。
急に事故で手足が不自由になることは絶対にないとは言い切れないけど、日常そんなことは考えて生きていないから。
手の形を模した機械が、右腕に装着される。
自分の本物の手を筒がすっぽり覆って、少し長い機械の手があるような感じだ。
ロボットと聞いて、私の頭の中には人の姿か、そうでないにしても災害現場などで働くような大きな四足歩行のロボットが思い浮んでいたので、そこもちょっと予想外でテンションが下がる。