2月からの手紙
「誕プレ選ぶの手伝ってほしいんだけど」
「え、そんなの自分で考えなよ。彼女に悪いじゃん」
「彼女じゃねーよ。ん……と、妹。前はキャラクターの文房具とかで喜んでくれてたんだけど、去年アクセとかがいいって拗ねられて」
「あー、そういうお年頃かぁ。しかたない、助けてくれたお礼に付き合うよ」
「助かる! さんきゅーな」
ちょっと危険でチャラそうなこの小鳥遊くんが妹思いとか、案外イイやつなのかもしれないと思った。
「あっ、やば」