2月からの手紙

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ホテルから出ると、ギラギラの朝日。


夏にはまだまだ早いのに、まるで私を責めているみたいに眩しくて目を背けた。

きっと部屋が薄暗かったからだと思う。


けど高校生なのに歳をごまかして合コンなんてしたせいで、危ない目にあってしまったのは事実。

お天道様が見てる、まさにそんな気分だ。


ごめんなさい!


「芸能人とかだったらここで写真撮られる場面だよな」

「やめてよ、縁起でもない」

「ははは」


表通りに出るまで俯いて歩く私とは対照的に、恥ずかしげもなく頭に両手を乗せて鼻歌混じりに闊歩する小鳥遊くん。

そりゃバイト先がすぐそこなら歩き慣れているのかもしれないけど……。

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