陰の王子様



「んあぁっ!!あんっ!」

「っ!」



卑猥な水音と肉体がぶつかり合う音、そしてよがる声

これが部屋中に響き渡るのを続けて何日目だろうか。


これほど本能のままに求め合う行為は素晴らしい。


枯れることなど知らない俺の体

「クロードさまぁ!っクロードさまああっ!!」

「いくぞっ!」



加速すればするほど高みに近づく。


ドクドクと熱を放ち、そのまま横になる。


「んふ、まだ出てますね。」


「気持ち良い体だからな。興奮が止まらない。」


「やだあ。」



部屋で共に過ごす間は、ほとんど繋がっている。

「殿下の子を身籠ったら本当に正妃になれるのですかぁ?」


でかい胸を擦り寄せるのを、素直に触りながら答える。


「そうだ。だから早く孕めよ。」

「ぁぁん。んもう、元気ですね。」

「お前がな。」


「エレン様が助言してくださるんです。……媚薬とか。」




うふふと笑う女に欲が膨れ、いつものように匂いでむせかえるほどやった。






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