また会える。
そうこうしていふうちにあっという間に冬休みが来てしまった。先輩からの嫌がらせは直接的には無いものの影で言われている場に遭遇してしまうことは何度かあった。
でも冬休みに入ればまた礼偉に会える。
そんな気持ちでいっぱいだった。
でも、クリスマスは部活の関係で帰って来れない。だから私は学校でもクリぼっち(仮)と言われていた。
「クリぼっちだね。花菜」
「うるさいよ」
「私も一緒にいてあげられないよ」
「知ってるよ。菜穂もピアノだし、私クリぼっち。どうしても食べたいケーキがあったのにぃぃぃ!!!!」
「誰かと行きなよ。ほら清水とか」
「ねぇなんでよ。」
そんなの向こうに失礼すぎる。
「私もそのケーキ食べに行くよ」
「えぇ!!いいなぁ…てかサッカー部休み?」
「クリスマスとイヴは休みっぽいよ。清水も誘っていこーよー」
「席は別とか言わないでよ」
「もちろん」
そう言って咲良はにっこり笑った。
24日クリスマスイヴ
ケーキの食べ放題
「何名様ですか?」
「2人です。」
横山が言う。
「え、ちょっと待って、、」
「ご案内しまーす!」
私の言葉を遮るように店員さんが咲良と横山を連れて行く。私たちはその場に取り残された。
「2人で」
「え!ちょっと清水!!」
清水がしれーっと店員さんに言う。
「食べたいんだろ?ケーキ」
「ぐぬぬぬぬ」
そう言われて私は答えられなかった。
「おいしー!!!」
目をきらきらさせた。
「よかったな。」
「あ、あの清水。ごめんね」
「いいよ。花菜の私服見られてラッキーだし!」
「あ、ありがとう。」
その後咲良からメールが入っていた。内容は横山と2人にさせて欲しいってことだった。私と清水は二人きりになった。
適当にぶらぶらして、空も暗くなってきて、ぱっと明るくなったイルミネーション。
キスをしているカップル。プレゼントを交換しているカップル。たくさんのカップルがいる。
私もこんな風に、、。
「花菜」
「ん?」
「泣くなよ」
私は知らない間に涙を流していた。清水に抱きしめられた。あたたかい。おちつく。この感じずっと私が欲しかったもの。
「すき」
「え??」
「大好き」
「俺?」
「ち、っがう」
「そーか。泣いていいよ。泣きたい時に泣けよ。」
「…うわぁ、、、」
私は清水の胸で泣いた。
礼偉。会いたいよ。
でも冬休みに入ればまた礼偉に会える。
そんな気持ちでいっぱいだった。
でも、クリスマスは部活の関係で帰って来れない。だから私は学校でもクリぼっち(仮)と言われていた。
「クリぼっちだね。花菜」
「うるさいよ」
「私も一緒にいてあげられないよ」
「知ってるよ。菜穂もピアノだし、私クリぼっち。どうしても食べたいケーキがあったのにぃぃぃ!!!!」
「誰かと行きなよ。ほら清水とか」
「ねぇなんでよ。」
そんなの向こうに失礼すぎる。
「私もそのケーキ食べに行くよ」
「えぇ!!いいなぁ…てかサッカー部休み?」
「クリスマスとイヴは休みっぽいよ。清水も誘っていこーよー」
「席は別とか言わないでよ」
「もちろん」
そう言って咲良はにっこり笑った。
24日クリスマスイヴ
ケーキの食べ放題
「何名様ですか?」
「2人です。」
横山が言う。
「え、ちょっと待って、、」
「ご案内しまーす!」
私の言葉を遮るように店員さんが咲良と横山を連れて行く。私たちはその場に取り残された。
「2人で」
「え!ちょっと清水!!」
清水がしれーっと店員さんに言う。
「食べたいんだろ?ケーキ」
「ぐぬぬぬぬ」
そう言われて私は答えられなかった。
「おいしー!!!」
目をきらきらさせた。
「よかったな。」
「あ、あの清水。ごめんね」
「いいよ。花菜の私服見られてラッキーだし!」
「あ、ありがとう。」
その後咲良からメールが入っていた。内容は横山と2人にさせて欲しいってことだった。私と清水は二人きりになった。
適当にぶらぶらして、空も暗くなってきて、ぱっと明るくなったイルミネーション。
キスをしているカップル。プレゼントを交換しているカップル。たくさんのカップルがいる。
私もこんな風に、、。
「花菜」
「ん?」
「泣くなよ」
私は知らない間に涙を流していた。清水に抱きしめられた。あたたかい。おちつく。この感じずっと私が欲しかったもの。
「すき」
「え??」
「大好き」
「俺?」
「ち、っがう」
「そーか。泣いていいよ。泣きたい時に泣けよ。」
「…うわぁ、、、」
私は清水の胸で泣いた。
礼偉。会いたいよ。