また会える。
入学式
「おはよう」
同じ高校に受かった友だち一ノ瀬菜穂が朝はだるいと言った感じで挨拶をしてくれる。今日は高校の入学式。私と菜穂は同じ高校に受かった。中学から高校の6年間を一緒に登校することになる。毎日一緒にいたり、どこにでも一緒に行ったりするような仲ではなく、ただだらだらと時間を過ごすときにいつも一緒の友だちだ。つまり親友。
「おはよ!」
「朝から元気だね〜。で、礼偉くんはもう向こう行っちゃったの?」
「うん。昨日ね」
私は作り笑いを作る。
「そんな無理して笑わないの」
「わかりました」
私は素直に聞き入れた。ほんとに菜穂には敵わない。
「あー花菜クラス違うね」
「え、まじですか。」
「うんまじ。しかも遠いな」
私は4組、菜穂は7組だった。確かに遠いな。
「花菜ー!菜穂さーん!おはよ!」
もう1人駆け寄って来たのは同じ中学だった月島咲良だ。咲良はさくと呼ばれていて私もさくと呼んでいる
「さくー、おはよう」
「あ、花菜と私同じクラスだよ!」
「え、ほんとやったっ」
「ええ、私だけ違うクラス。」
喜ぶ私と咲良の横で菜穂はショックを受けていた。3人で一緒に校舎の中まで入り途中で別れた。
「菜穂ー頑張ってねっ」
「うるせーいいなー」
「いいでしょっ」
私と菜穂がたわいもない会話をする。咲良と菜穂はすごく仲がいいというわけじゃない。どちらかと言うと中学の時はあまり話してなかった方だ。私と菜穂が仲がよく、私と咲良が仲がいいから3人でいる感じなのだ。
「どんな子いるのかな?」
「私明るいご希望〜」
中に入るとみんな席に着いていて、新しい友達できるかなと少し不安になった。入学式が終わるとHRが始まった。担任から1人ずつ自己紹介をしていく。私自己紹介が苦手だ。みんなの自己紹介を聞き特に目立っていたのは私の前の男の子だった。清水康太くん。
「白石、これからよろしくな!?」
いきなり名前を呼ばれて驚いた。私の名前もう覚えたんだ。
「よ、よろしく。あ、えっと…」
「清水でいいよ」
「あ、うん清水くん!よろしくね」
「おう!」
ニコッと笑う顔は爽やか王子様って言うのがふさわしい。これからの高校生活楽しみ!!
同じ高校に受かった友だち一ノ瀬菜穂が朝はだるいと言った感じで挨拶をしてくれる。今日は高校の入学式。私と菜穂は同じ高校に受かった。中学から高校の6年間を一緒に登校することになる。毎日一緒にいたり、どこにでも一緒に行ったりするような仲ではなく、ただだらだらと時間を過ごすときにいつも一緒の友だちだ。つまり親友。
「おはよ!」
「朝から元気だね〜。で、礼偉くんはもう向こう行っちゃったの?」
「うん。昨日ね」
私は作り笑いを作る。
「そんな無理して笑わないの」
「わかりました」
私は素直に聞き入れた。ほんとに菜穂には敵わない。
「あー花菜クラス違うね」
「え、まじですか。」
「うんまじ。しかも遠いな」
私は4組、菜穂は7組だった。確かに遠いな。
「花菜ー!菜穂さーん!おはよ!」
もう1人駆け寄って来たのは同じ中学だった月島咲良だ。咲良はさくと呼ばれていて私もさくと呼んでいる
「さくー、おはよう」
「あ、花菜と私同じクラスだよ!」
「え、ほんとやったっ」
「ええ、私だけ違うクラス。」
喜ぶ私と咲良の横で菜穂はショックを受けていた。3人で一緒に校舎の中まで入り途中で別れた。
「菜穂ー頑張ってねっ」
「うるせーいいなー」
「いいでしょっ」
私と菜穂がたわいもない会話をする。咲良と菜穂はすごく仲がいいというわけじゃない。どちらかと言うと中学の時はあまり話してなかった方だ。私と菜穂が仲がよく、私と咲良が仲がいいから3人でいる感じなのだ。
「どんな子いるのかな?」
「私明るいご希望〜」
中に入るとみんな席に着いていて、新しい友達できるかなと少し不安になった。入学式が終わるとHRが始まった。担任から1人ずつ自己紹介をしていく。私自己紹介が苦手だ。みんなの自己紹介を聞き特に目立っていたのは私の前の男の子だった。清水康太くん。
「白石、これからよろしくな!?」
いきなり名前を呼ばれて驚いた。私の名前もう覚えたんだ。
「よ、よろしく。あ、えっと…」
「清水でいいよ」
「あ、うん清水くん!よろしくね」
「おう!」
ニコッと笑う顔は爽やか王子様って言うのがふさわしい。これからの高校生活楽しみ!!