幼馴染は離してくれない。
「ん…。」


カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。

「もう、朝…?ふぁ~、眠い……。」


何か、なつかしい夢を見ていた気がする…。


とても幸せだった頃の夢…。


「…あの子は誰だったんだろう?顔だけ光で見えなかったなぁ。」


ピピピピ、ピピ、


「あ、やば!学校遅れる!!」

急いで制服に袖を通し、朝ご飯を口に詰め込み学校へ走った。


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