このままじゃ終われない

最初からって…


「ないないないない!なーいっ!あんなバカ誰がっ!」


「それじゃぁ、涼介くんに彼女できてもいいわけー?」


「別に…?きにしないし!ねぇ心司?」


横で勉強していた心司に声をかける。



「ん?あ?あぁ…」



って…絶対聞いてないし!



「とーりあーえず!ちゃんとあたし忠告したからね!涼介くん、モテるんだからさ!」


「あ…はい…」


そ、そんな勢いよく言われても…


「あたしトイレいってくるから!」


そう言って塔子はトイレへ行ってしまった。


涼介ねぇ…


なんか、恋愛対象に考えてなかったから、なんかなぁ〜ってかんじ。


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