★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
「まあ、短い日数で突如金持ちになってしまったから、バイトも辞めるか…」

「え?いいの??使っちゃうの?」

「いや、今回のお金はとっておいて、今まで使ってなかった分から使うよ…
もうのんびり楽しく暮らそうぜ?どうせ就職したら今みたいにすれ違いになるんだから、それまでは学生らしく遊ぶ!」

「…はあ」

拍子抜け…

「何か、お金を遊んで暮らすのに使うなんて、贅沢すぎる気がする…」

「貧乏くせーな…」

ムッカ〜

「しかし、今までは親が金持ちだったのに、今は自分が金持ちって…不思議だな…
まあ、俺の金じゃないけど」

遺産だったりなんだったりだもんね

「とりあえず、9月に入ってからにしよう…
もうシフト入ってるし、今さら休めないもん」

「そうだな…、少しずつ減らして、後は遊んで大学生を謳歌しようぜ」

…いいのかな〜

まあ、元々緋色は中学生の頃は散々そうやってきたんだろうけど…



遊ぶって…



女遊びとかならどうしよう…?




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