★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
何となく今までは毎日忙しく生活していたから、あんまり考えることは無かったけど…


飲み会とか増えて?

合コンとか行っちゃったり?

結婚したら墓場だ!今しかないとか…

私に一生縛られたくないから、籍入れないとか…



「…………………」

止めよう…、考えるだけ不安になる!!

何て言っても、結局不安の芽は出てしまえば尽きなくて、いつもの緋色の言動にまでハラハラしてきたりしてしまう…

はあ…

何をやってるんだろう






「ケンカでもしたの?緋色君と」

バイト中、同じ大学の友香が声をかけてきた

「ううん…、ちょっと心配事が」

「何?浮気?」

「いや…そう言うわけでもないんだけど…」

「モテそうだもんね…、女が放っておかないだろうし…」

友香はニヤニヤしながら私を見る

絶対、楽しんでやがるな!

「って、イマサラでしょ?何いってんの!」

私の頭をゴシゴシ撫でた

「今更だから余計だよ。付き合い長いから、別れる可能性だってあるかもしれないじゃん」

「…何?真剣に上手くいってないの?」

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