★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
「知らない女と遊んで、何も楽しくなかった…
やっぱりお前と一緒にいるのが一番いい」

緋色…

見つめ合うとあの頃の記憶が戻ってくる

「つまんねーんだよ、俺にとったらお前以外の女って」

緋色の手が伸びてきて、私をぎゅっと抱きしめた

緋色…




そうだった…誰よりも家族が欲しかった緋色

ただの付き合いや、その場かぎりの付き合いを好まないで、生活や安定をつよく求めてる

緋色は普通の男とは違うんだ



不安になりすぎて、見失いかけていた




「だから、一緒にヨーロッパ、行こうよ…」

「うん」

海外旅行か…

夢みたいだな〜。もう色々な不安なんか忘れてしまおう

私も楽しもう、今を。

緋色といる今






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