★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
居酒屋のバイトを終わらせ、家に着くとすでに碧依は帰宅していた。

バスタオルを頭に巻き、テレビを見ている


「おかえり」

振り向いた彼女がニコリと笑う

碧依はファミレスでバイトをしている。

お互い賄い付きを選んで、夕飯を済ませる作戦だ

「早いじゃん」

「今日9時までだったからね」


俺は冷蔵庫に貼られたシフト表を見ながら、ペットボトルの水を出す

居間に入り、無理矢理碧依の隣に座り水を一気に飲んだ

「緋色、狭い!!」

二人掛けのソファなのに

「たまにはいいんだよ」

「意味わかんない」

呆れながら軽く笑って、碧依はまたテレビを見始める



「お前、課題とかないの?」

「今日は無いよ。緋色は?」

「水曜までレポート5枚…」

「5枚!?大変だね」

「あ〜、忘れてた!お前のせいで思い出した!」

「いいことじゃない!早くやってしまえば…」

「ヤってしまうか…」

「は?」
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