★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
俺は蒼湖がそばにいないか慎重に学食中に目を配った
「ああ、手に入ったよ」
「…そうか…」
氷の王子はどことなく寂しそうに微笑んだ
「おまえも遂に跡取り決定か…。どうだ?経済学部は?楽しいかい?」
???
「はあ?アンタ、何か勘違いしてるだろ?俺は跡取りじゃねーし、経済学部でもねーよ。」
「え?お前こそ何言ってるんだ?跡取り以外、一体何が欲しかったって言うんだよ?」
「…俺は、女一人欲しかっただけだ」
「はあ!?」
一瞬面食らった様な表情を見せたが、直ぐ様爆笑し出した
「寒河江!お前、つまらない男だな!欲しいものがたかが女一人?」
「…お前に理解されようとは思わない。それに俺は、今自分がつまらない人間だなんて思わねーし」
「それはお前が人が持てないものを持ってるからだ!」
「何だよ?」
「跡取りだよ!」
「…お前」
俺は正直ゾッとしていた…
コイツの執着ぶりに
「ああ、手に入ったよ」
「…そうか…」
氷の王子はどことなく寂しそうに微笑んだ
「おまえも遂に跡取り決定か…。どうだ?経済学部は?楽しいかい?」
???
「はあ?アンタ、何か勘違いしてるだろ?俺は跡取りじゃねーし、経済学部でもねーよ。」
「え?お前こそ何言ってるんだ?跡取り以外、一体何が欲しかったって言うんだよ?」
「…俺は、女一人欲しかっただけだ」
「はあ!?」
一瞬面食らった様な表情を見せたが、直ぐ様爆笑し出した
「寒河江!お前、つまらない男だな!欲しいものがたかが女一人?」
「…お前に理解されようとは思わない。それに俺は、今自分がつまらない人間だなんて思わねーし」
「それはお前が人が持てないものを持ってるからだ!」
「何だよ?」
「跡取りだよ!」
「…お前」
俺は正直ゾッとしていた…
コイツの執着ぶりに