★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
「よし、食べよう!」



「何で…」

「へぇ?」

「何で目玉焼きの卵が二つなんだよ!」

「はあ?」

「こんなの見たらムラムラしてくるじゃん!」

「はあ!?」

「我慢できない!」

俺は立ち上がって彼女の腕を掴んだ

「ちょ、ちょっと待って!何訳わかんない事言ってるの!?」

「いいから、早く!」

「あ、朝から!?時間ないよ!私、洗濯も干さなきゃ…」

「俺が干す!」

「わ、私まだシャワー浴びてない!」

「俺は昨日の朝から浴びてない!」

俺は無理矢理彼女を抱き抱え、ベットに放り投げた。








「バカ緋色!ちゃんと起きてよ!」

「は〜い…いってらっさい」

俺は慌ただしく大学へ向かう彼女を余所に、満足しながら幸せな気持ちでベットに転がっていた。



俺達は同棲している。
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