★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
私達は二人で夕飯の準備をして、ダイニングテーブルについた

私はさっきの出来事を、緋色に話そうか迷ったけど…いつも何かある度に話していたからきちんと伝えることにした








翌日はあまり寝れなかったからか珍しく早く学校に着いたので、学食で静かに課題をやっていた

「あれ?ブルーだけ?」

目の前にいたのは姫ちゃんだった

「おはよう、姫ちゃん。緋色なら藤田君と野球してるよ」

「はあ?アイツら犬みたいだね〜」

呆れながら姫ちゃんは私の向かいに座る

「ねぇ、ブルー…聞いてもいい?」

「ん?」

姫ちゃんの切れ長の瞳が真剣に私を見つめていた

「ブルーと緋色って長いんだよね?」

「うん、まあ…」

「どうやったら長く付き合えるわけ?」

「え?」

姫ちゃんの顔は真剣だった

「どうやったら、ずっと長く付き合っていけるの?」

ああ、そうか…

姫ちゃんは今の彼の事…

何だか私の顔が熱くなる気がした

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