★完結★消えた同級生【玩具の女・続編】
緋色…助けて…
ここから出して!!
私が近づこうと校庭に足を踏み入れると、みるみる校庭の縁が崩れ落ち、断崖絶壁が現れ私は校庭に入ることが出来ない
それでも緋色は私に気付かずに、みんなでボールを追いかけている
私なんかに目もくれず、楽しそうに…
ダメだ…
ここで諦めたら、また私は…
私は握りこぶしを作りながら首の汗を拭い、断崖絶壁に向かって大きな一歩を踏み出した
落ちたって構わない!
一人でいるなら、緋色に近づく道を選ぶ!
大きな一歩は空を踏みしめることなく、私はそのまま下へと落下していく
緋色…
やがて周りの景色は崖ではなく、校舎に変わっていた
校庭の砂や垣根がどんどん近づいてくる
怖い!!
ぐっと歯を食いしばりながらも、頭のどこかで「先生は最後にこの景色を見ていたんだ…」と思っていた
ぶつかる!!
次の瞬間、地面を突き破り、私は緋色のベットへダイブしていた…
はぁ…はぁ…
緊張したからか、息が切れる…
呼吸を整えてから居間の扉を開けると、玄関の外から緋色の話し声が聞こえてきた
ここから出して!!
私が近づこうと校庭に足を踏み入れると、みるみる校庭の縁が崩れ落ち、断崖絶壁が現れ私は校庭に入ることが出来ない
それでも緋色は私に気付かずに、みんなでボールを追いかけている
私なんかに目もくれず、楽しそうに…
ダメだ…
ここで諦めたら、また私は…
私は握りこぶしを作りながら首の汗を拭い、断崖絶壁に向かって大きな一歩を踏み出した
落ちたって構わない!
一人でいるなら、緋色に近づく道を選ぶ!
大きな一歩は空を踏みしめることなく、私はそのまま下へと落下していく
緋色…
やがて周りの景色は崖ではなく、校舎に変わっていた
校庭の砂や垣根がどんどん近づいてくる
怖い!!
ぐっと歯を食いしばりながらも、頭のどこかで「先生は最後にこの景色を見ていたんだ…」と思っていた
ぶつかる!!
次の瞬間、地面を突き破り、私は緋色のベットへダイブしていた…
はぁ…はぁ…
緊張したからか、息が切れる…
呼吸を整えてから居間の扉を開けると、玄関の外から緋色の話し声が聞こえてきた