デジタル少女は歌います!
朝っぱらの廊下は、花ちゃんと先生の声が響

き渡っていて、とても賑やかでうるさい程

だ。

あ、教室行くか…。

私は、教室へと向かい、教室の扉を開けた。

「あ、おはよう!デジちゃん!」

「おはよー、デジ。」

『おはようです!!』

私は、タブレットを通じて挨拶すると、席に

ついた。

次の授業の準備をしようと、教材を出してい

ると。

「ねー、セトさんの歌ってみた聞いた?」

その話に、私の肩はピクリと動いた。

「聞いた聞いた!めっちゃ良かった!中性的

なんだけど、女性なのかなって気になって

て…!」

その話題を話してる生徒に、私は耳を思いっ

きり傾けていると、

「何?そんなにガールズトークが気にな

る?」

花ちゃんが突然現れたため、私はびっくりし

た。
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