デジタル少女は歌います!
『び、びっくりするじゃん!』

私は、タブレットで素早く打つものの、花ち

ゃんは知らんぷりをした。

『…花ちゃん?』

少し暗い表情を浮かべる花ちゃんを見た私

は、肩を軽く叩いた。

「あ、ごめん!ボーッとしてたわ!」

その瞬間、いつもの花ちゃんの笑顔に戻って

いたが、私はどうも心配だった。

『何かあったら言うんだよ?相談にのるか

ら。』

そうタブレットでうち、みせると花ちゃんが

飛びついてきた。

「何!?この子!?可愛すぎる!!天使、天

使なのかーー!?」

そう言い、凄い力で私を抱きしめてきた。

『は、離せ…!』

「何照れてるの?可愛いー。」

私は、その場から逃げたくなり、私は廊下へ

ダッシュした。
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