君のいない場所で私はどうしてると思う?


「…た…木下!」

なんか、薄暗い。。

って、私寝てた?

なんか肩揺すられてる。


「はやしってば!」

「うわっ!なに?!」


なんかみんな笑ってる。

なんかあったのかな?

ってか、なんで私呼ばれてるの?


「-12+5はなんだって聞いてるけど」


げっ、先生のあの顔は相当頭にきてる、、。

反省文かかされる予感。


「あっ、!えっと…-7?」

「そうです、あと木下さん寝ちゃダメ。」


分かってるよ、、。

眠いんだから仕方ないじゃん。

ちょっとは寝かせてよね?

と思いながら視線をずらした先には…。

「あっ、、//」


まーた目合っちゃったよ。

もう心臓もたないってば。

ほんとになんであんな整ってる顔してるんだろ。

もう不思議で仕方ないなぁ、、。


「なになに、木下が弘大見つめちゃって!」


なに?!いつからみてたの?!

てか声大きいって!

もうちょっと静かな声出せないの?!


「みみみみみ、見てないから!」

「明らかに弘大の所にピント合ってたよ!」

「もう!声大きいって!!うるさいな!」

「ちょっと!ひなと高橋周り見なさいよ」


…。まずい。ものすごく恥ずかしい。

すごく顔が熱い…。


「どっちも声大きいです。授業中なんだから静かにね」

「っ、、。はい。」


なんで私が。

こいつのせいなのに。


「木下、ごめんな?」


っ、こーやって上目遣いをして女子の気を引こうとするんだよね。

こういう男子に騙される女子たちほんとにバカだと思う。

私はこういうのには騙されないから。

てか嫌いだし。


「いいけど。」


こうして1時間目が過ぎてく。
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