俺のこと好きでしょ?-六花の恋-【完】
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翌日曜の朝、私は一人で総真くんのおうちを訪れた。
チャイムを鳴らすと、パンツスーツ姿の美結さんが出てきた。
「おはようございます」
「おはよう、うーちゃん。ごめんね、せっかくのデートなのに」
言いながら、玄関に入れてくれた、
「いえ。総真くん、どうですか?」
「薬を飲めるくらいにはご飯食べるんだけど、熱はまだある。普段熱なんて出さないからかかると弱いんだね」
美結さんは困ったように眉尻を下げながら言う。
「でも、ありがとう、うーちゃん。想はもう出てるし、私も仕事に行かないといけなかったから、正直助かった」
「いえ」
今日、碓氷のおうちにお邪魔することは総真くんには話していない。
本来の今日の待ち合わせ時間は、もっと遅い時間だ。
翌日曜の朝、私は一人で総真くんのおうちを訪れた。
チャイムを鳴らすと、パンツスーツ姿の美結さんが出てきた。
「おはようございます」
「おはよう、うーちゃん。ごめんね、せっかくのデートなのに」
言いながら、玄関に入れてくれた、
「いえ。総真くん、どうですか?」
「薬を飲めるくらいにはご飯食べるんだけど、熱はまだある。普段熱なんて出さないからかかると弱いんだね」
美結さんは困ったように眉尻を下げながら言う。
「でも、ありがとう、うーちゃん。想はもう出てるし、私も仕事に行かないといけなかったから、正直助かった」
「いえ」
今日、碓氷のおうちにお邪魔することは総真くんには話していない。
本来の今日の待ち合わせ時間は、もっと遅い時間だ。