140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「それで、海で会った日は?」

「ホルランヂヤに米軍機が大挙襲来した日だったから、21日だ」

「やっぱり!あたしも校外授業、21日だった!」



別に異世界に来てしまったというわけではないから、1日が24時間なのは同じで当然。

だけど、日付がピッタリ同じなのには驚きというか、嬉しさみたいなものがこみ上げた。


規則性があるなら帰れそうな気がする、みたいな。


でもこの間は本当に一瞬で、今回はこんなに話し込んでるけどまだ戻る気配はない。

こういう場合、もうこっちでしばらく過ごすしかないんだろうな。

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