140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
それから、歩きながらいろいろ話した。

会話があると、ないより疲れを感じない気がして、気が付いたら空が暗くなりだしている。

いつのまにか結構な時間が過ぎていたみたいだ…

暑さもだいぶマシになってきていて、そのせいかさっきまでより体が軽い。

「軍にはな、独特の言葉遣いがあるんだ」

「あ、わかるよ!『自分は、特攻隊に志願するであります!』とか言うんでしょ」

「あはは。そうそう、そういう風だよ。そういえば、前に言っていたジエイ隊やそのトッコウ隊というのはどういう?」


昇さん、自衛隊はともかく、特攻隊を知らない?

もしかしてまだこの時代にはなかったのかも…

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