140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
「待ってよ弥生!はぁー、まじこの頃のじいちゃんやばいんだよ。5分前に言ったこと覚えてないんだぜ。つかテスト勉強やった?俺昨日やろうと思ったらいつの間にか寝ててさぁ」
こんなのと一緒に通っていたら、確かに防犯的にはいいのかもしれないけど。
出会いなんかあるわけない。
あたしはスピードをあげて、合流してから少し前を走る晶の自転車を追い越した。
「弥生!飛ばすんならメットしろよー」
「うっさい!」
いつも親みたいなこと言うから、やっぱりウザい!