140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

それはそうと…。

人が入るだけの大きさの穴を掘るのは本当に大変で、潮干狩り帰りのあたしはどうしても思い出してしまった。

貝を掘るのをあんなに大変だと思っていたのは、なんだったんだろうって。


潮干狩り…まだ昨日の朝のことなのに、すごく前のことみたいに感じる。

あたしの人生は、昨日を境に大きく変わってしまった。


お父さんお母さんに葉月、晶や玲奈、学校のみんなはどうしてるかな。

もう、会えないかな。

今頃みんなあたしを探してるかな…
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