140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

それに…

すごく引き締まっていて、ホントに男らしいと思った。

学校の男子とは全然違う。


気持ちよさそうに両手でわしゃわしゃと頭をかき回してる腕が、肩が、まるで彫刻みたいに綺麗で。


目が、離せない…


「あー、何日ぶりだろう。やっぱり今日が雨で良かった。お前もどうだ?サッパリするぞ」

「え?無理!」

「ははは。頭だけでも洗っとけ」

「でも、髪乾かないし…」

「坊主頭が何を言ってる」

「あ、そうだった」
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