140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
何も食べるものがなくなって、手当たり次第に草木を口にしてもがき苦しんで死んだ人。
怪我が元で熱を出し、雑草すら食べられずに弱って死んでいった人も…
勝機がまたやってくると信じて、生きて味方と会うために、隠れて、隠れて、生き残ったあたしたちは、食べられそうなものなら何でも食べた。
雑草でも、
虫でも、
何でも。
戦争は、美しくなんかなかった。
戦争は、かっこよくなんかもなかった。