140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

どきり。

「大事なやつ」って…

好きな人がいるってこと?

あたしに?

いないよ!…じゃない。

いるけど、それは昇さんで!


こんな恋人みたいな状況のせいで、テンパって喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。


ちょっと待って。

落ち着こう、あたし。

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