140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
**
朝になって、あたしたちは敵の目を警戒しながら湖岸を目指した。
開けた道は歩くのが楽だけど、いつ敵が襲ってきてもおかしくない。
人が生活してる集落らしき建物も見える。
だけど昇さん曰く、原住民は敵側についていることも少なくないから、迂闊に近寄ってはダメらしい。
会話もしないで、息を殺すようにして歩く。
食糧調達がこんなに命がけとか、元の時代じゃ考えられない。
だけど、魚じゃなくてもいい、とにかく何か水産物を獲らなくちゃ。
朝になって、あたしたちは敵の目を警戒しながら湖岸を目指した。
開けた道は歩くのが楽だけど、いつ敵が襲ってきてもおかしくない。
人が生活してる集落らしき建物も見える。
だけど昇さん曰く、原住民は敵側についていることも少なくないから、迂闊に近寄ってはダメらしい。
会話もしないで、息を殺すようにして歩く。
食糧調達がこんなに命がけとか、元の時代じゃ考えられない。
だけど、魚じゃなくてもいい、とにかく何か水産物を獲らなくちゃ。