140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「っく……」

「大丈夫か?俺もおかしいんだ」

「行って、きます、絶対こっちこないでね!」


眠りについて少ししたあたりで、お腹がきゅるきゅると痛み出した。

今はその100倍の痛みに耐えきれず、テントからできるだけ離れたところで用を足そうと、体をくの字にしながらなんとか歩いてるところ。


新鮮なのに焼いて食べてもお腹壊すの?なんで?

あたしの頭の中はハテナでいっぱいだった。


だけど考えてもわかるわけもなく、ただひたすら治まるまで耐えるのみだ。
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