140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
ていうか玲奈には彼氏いるし、それなのになんで晶のことなんか。
「とにかく、晶は全然カッコ良くないと思うよ」
「そーお?幼なじみの恋とかないの?」
「ない!絶対ないから!あたしはもっとギリギリドキドキの恋がいいのっ」
あたしと、ってことか!
ないないない!
ホントない。
「あたしの理想はあたしのために命賭けてくれる男の人だよ。そのために特攻隊に志願しちゃうみたいな……」
「出たよ。やよのその想像力ってどっからくるの?戦争起きるまで彼氏できないんだったら、やよ一生彼氏できないよー。せっかく可愛いのに」