140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

虚ろな向井さんの目は、ただ一点をぼんやりと見つめていた。


死んじゃダメ、だめだよ、と励ましたい自分と、お疲れ、もう安らかに、って思う自分がいる。

過ごした時間は短かったから、悲しいというのはちょっと違う気がする。


この感情は、なんだろう。

…向井さんは、なんで死んだんだろう。

川で冷えて?

お腹を壊して?

おかしくない?
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