140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「う、ううぅ」

「山根さん?」

「頭が、痛い……割れるようだ。助…けて、くれ…」


信じられないくらいにシャッキリしてた山根さんが、また元の具合に戻った。

しかも頭を抱えて横たわって、暴れまわってる。


どうしよう、すごく痛そうだよ…


でもあたしはオロオロするしかできなかった。
< 298 / 481 >

この作品をシェア

pagetop