140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「なあ…弥生ちゃん…」

「はい」

「俺…ここで死ぬんだな…」

「え?何言ってるの?死なないよ!」

「いやいや…。わかるさ、不思議だけど…わかるんだぜ」

「……」


水分の飛んだ…淀んだ目。

まるで生気がない。

諦めてしまっているのかな…
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