140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「あーあ。ついてねぇや。せめてサルミに着いて、敵と一戦交えたかったぜ…」

「戦いたいの?」

「ああ、そうさ。男に生まれたからにゃぁ、この命の火が消える前に…鬼畜米英を1人でも多く葬る!それが帝国陸軍の男の死に様よぉ」

「死に、様…」


阿久津さんは悩んでたけど、山根さんは芯から軍人なんだなって、思った。

死に様、死に様かぁ…
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