140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

白い天井はパネル状になっていて、照明が埋め込んである。

天井からはオフホワイトの細いポールが等間隔に伸びて、同じ色のカーテンレールがぶら下がっていた。


カーテンは清潔そうな明るいパステルオレンジで、上の方は目の粗いネットになっている。

壁はピーナツクリームみたいな明るくて爽やかなモカ色。


ドアや棚がそれより少し濃いめの茶色い木目で統一されているようだった。

全体的に、昭和19年のものじゃない気がする。

ゲニムにこんな設備の病院、あるのかな?

それか、本当に元の時代?
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