140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

すごい……


こんなことって、あるのかな。

偶然の一致かもしれないけど、その線の上にあったのは、今、あたしがいる病院だった。

ここは、かかりつけでもないし普段は使ったことがない病院。

家からは少し遠いけど、千葉で倒れて向こうの病院からここに移送されたからしょうがないって、昨日お母さんがちょっと愚痴ってた。


もしかしてあたし、この経線が重なったところでタイムスリップしてるのかも!

そんな馬鹿みたいなことを考えついて、まさか、でももしかして、そんな気持ちで、ひとつめの場所を表示した。
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