140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「どういうこと?」

「それでカメラ、始めたんだ」

「なんの話をしているの?カメラ?」

「だけどその時に弥生に話したって、絶対信じてくれないだろうなって」

「だからなんの話なのってば」

「俺が、昇だって話だよ」

「え。今、なんて言ったの?」



耳を疑った。

待ってよ。

晶、本当に何を言ってるの?
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