140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

「お前があの日タイムスリップしたこと、知ってたんだ。止めたかった。でも止め方なんか知らないから」

「待って、待ってよ。そんなの信じられるわけない」

「タイムスリップが実際にあったんだから、生まれ変わりくらい軽く信じろよな」

「本当に、昇さんなの?」

「そうだよ」


嘘みたい……こんなのって。

晶が昇さん……?


「弥生。俺、お前のこと好きだから」
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