140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
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ゼロポイントは観光スポットなんていっても、実際に来てみたらただの広場というか公園だった。

公園と言っても、遊具とかがあるようなのじゃなく、ちょっと犬の散歩でもしようか、みたいな。


標識のところまで来たら、人がいた。

なんか嫌だな、観光なら仕方ないけど、なんて思ったら晶だった。


鬼みたいな顔して立ってる。

わざわざこんなところまで!?

ていうかあたし、ゼロポイントの話までしたっけ?


ううん、今はあれこれ考えている場合じゃない。


「行くな!」

「来ないで!」
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