140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

ああもう!


ここまで来て、なに考えてるんだろう。

気分を替えなきゃ。

リュックをおろして、中からとっておきの一品を取り出した。


「冷たい…」


移動時間的にまだいくらも経ってないから。

炭酸が喉ではじける。


この時代も、ラムネとかあるよね?

いかにも昭和っぽい感じするし。

冷蔵庫に2本入っていたから持ってきた。

これを、昇さんに飲ませてあげたいんだ。

未来のお菓子もたくさん持ってきた。


ラムネが冷えてるうちに、昇さんに会いたい…
< 418 / 481 >

この作品をシェア

pagetop