140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

うん。

極端だ。

だけどこんなこと言われて怒らない昇さんは、きっと、理不尽でもなんでも、全部を納得して受け入れてるんだ。

だからきっと、この戦争は負けるかも、無駄かもって思ってたのに、ここまで来れたんだ。

すごいよ。



ぐにゃ。

え?

話がひと段落ついたな、と少し凝った体勢をずらしたとき、手を置いたところにひんやりとした柔らかいものに触れた。
< 440 / 481 >

この作品をシェア

pagetop