140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空
全然体調良さそうだったし夜は敵襲もほとんどないから、って、きっとあたしが来たことで歴史が変わって、昇さんは死なないんだと思ってた。
これで死んじゃうってことなの?
嘘だよね?
毒のないヘビのほうが、多いって言うし!
「具合、どう?」
「傷口は少し痛むが、とりあえずなんともなさそうだ。心配かけたな」
「よかったぁ」
心なしか顔色が悪そうな気がしないでもないけど、夜だからそう見えるのかな。
びっくりしたけど、ホッとした。