140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

もう、あたしもここで死んでしまえばいい。


同じ島で、同じ森で、同じ土に還って。

ずっと南十字の下に眠り続けよう。



昇さんのところへ戻りたい……

でも、あたしは未来からきた人間だ。


軍の人たちが歩きそうなところで死んだら、あたし自身もそうだけど、この荷物が見つかったりしたら大変なことになる。


できるだけ、ルートから外れたところへ行かなきゃ。
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