140度の彼方で、きみとあの日 見上げた星空

不意に、人の気配が近づいたと思った瞬間にシャッターの音。


えっ?

晶!?


うそっ!

なんでいるの?


早く砂浜を歩きたい一心で、あたしの気持ちは足に集中していた。

つまり顔のほうは無防備極まりなく、ただただ前を向いて海だけをまっすぐに見ていた。

そんなアホ顔をまたしても撮られたのだ。
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